【完全初心者向け】行政書士試験の勉強の始め方【9ヶ月で合格できる】

行政書士とは

この記事を見ているあなたは 

「行政書士の存在を知り資格を取ってみようか悩んでいる…

「行政書士試験に向けた勉強を始めたいけど何から手をつけていいか分からない‥」

という方が多いのではないでしょうか。

いざ踏み出すにも一歩目の踏み出し方が分からないと前に進めないですよね。

この記事は、サラリーマンをしながら行政書士試験に合格した私が、これから行政書士試験の勉強を始めるあなたに向けて「行政書士試験の勉強のはじめ方」についてご紹介していきます。

記事では

  1. 目標設定:試験の日程を知る
  2. 学習準備:最初に買うべきもの
  3. 基礎理解:行政書士ってどんな仕事?
  4. 実践練習:正しい学習方法

の4つのテーマに沿って解説していきます。

「会社に勤めてるだけじゃ嫌だなあ‥」と思っていた僕でしたが、行政書士資格を取得して人生が変わりました。

具体的には、副業で開業し自由に使えるお金が増えました。これを見ているあなたも、何かしらの明るい未来を想像しているかと思います。その力になれれば嬉しいです。

では、早速見ていきましょう。

①目標設定:試験の日程を知る

まずは行政書士試験の日程についてです。

行政書士の試験日は、11月の2週目の日曜日です(年1回)

この日から逆算して、計画を立てていきましょう。ネット見ていると「3ヶ月で合格しました!」とか「6ヶ月で合格しました!」といった記事をよく見ます。

実際にそういう人はたくさんいますが、それをあなたに置き換えるのは、あまりおすすめしません。過度なスケジュールでは成果が出しづらく、逆にモチベーションが維持できない可能性も出てきます。

余裕のあるスケジュールで、成長を感じながら進んでいく方が長くモチベーションを維持しやすいです。

スケジュールですが、法律初学者は最低9ヶ月は確保すべきだと思います。私見ですが9ヶ月あれば合格に近いレベルに到達することは可能です。

②学習の準備:最初に買うべきもの

勉強を始める上でまず何を購入すれば良いかについてですが、独学の場合でも大した準備は必要ありません。

  1. 行政法のテキスト
  2. 行政法の過去問

まずはこの2つだけで購入すれば良いです。あれもこれも買うといま何を勉強しているのか分からなくなるからです。

※資格の学校に通う場合は市販でテキスト等を買う必要はありません。

テキストと過去問の選び方とは?

テキスト選びのポイントは

  1. テキストの読みやすさ
  2. テキストと過去問が連動しているもの

この2つです。

書店に出ているものは資格の学校が出版しているものが多いので、どの本も良本であり内容はそこまで変わりません。

しかし読みやすさにおいてはレイアウトや配色で変わります。自分が読みやすいなと感じた書籍を選んでいくのが良いでしょう。
また、テキストと過去問の連動も大事です。
例えば‥

テキスト→P1
過去問 →P100

この場合、過去問で間違えた箇所をテキストで確認するのに時間がかかり非効率です。参考書は長いこと向き合う相方なので、細かい部分の使いやすさが大切になってきます。

挑戦するか迷う人は、まずは1冊買ってみるのもオススメです。

試験を受けるか迷っている方はテキストではなく、法律の初歩的な本を買ってみるのも良いでしょう。

何を買うかは直感的に選んでください。ちなみに僕は「法律を読む技術・学ぶ技術」という本を買いました。メルカリとかで、中古を買うので十分です。

③基礎知識:そもそも行政書士ってどんな仕事?

行政書士の仕事は「国民が国に提出する書類作成のお手伝い」です。

例えば‥
  • 事業者から「建設業に参入したいから、建設業許可の申請を代行して欲しい
  • カーディーラーから「車10台分、車庫証明を取ってきて欲しい」

などです。このような許認可業務の種類は10,000種類以上あると言われています。業務の種類がたくさんありますので、時代に左右されることも少ないのも特徴です。

また、行政書士は資格保有者のみの独占業務ですので、ほかの業種に比べてもライバルは少ないと思います。

行政書士の仕事に関してもっと詳しく知りたい方は、こちらの別記事をご覧ください。
»参考:行政書士ってなに?

④本格始動:正しい学習方法を知ろう

試験を受けると決めた方は、以下の方法で学習するのがオススメです。

  1. テキストの素読み
  2. 過去問で演習
この繰り返しが大事です。もう少し詳しく解説すると、
  • テキスト1周めは、読むだけ
  • テキスト2周は、テキストを見ながら過去問を解く
  • 最後に、テキストを見ずに過去問を解く

これの繰り返しです。また分からないところは、ググったりYouTube見たりするのも良いです。行政書士はニーズが高いので、ネットに有益な情報が結構出ています。

よくある質問:資格の学校ってどうなの?

資格の学校も増えていますが、結論としては独学で無理そうなら、活用するべきと思います。事実として、別に学校に行かなくても合格できます。

学校に通うメリットは

  1. モチベーションを維持しやすい
  2. 学習効率が上がる

です。

もちろん学校を活用するのはオススメです。講師の教えは眼からウロコ級に分かりやすいです。とはいえ、結局勉強するのは本人なので「絶対に受かってやる」という気持ちがあれば学校は不要です。
なお、おすすめスクールは「無料あり:行政書士の僕がおすすめする資格の学校3社」にまとめています。無料プランも多いので、独学とも検討しつつがいいかなと思います。

勉強法が決まったらあとは走るだけ

独学の方も学校に通う方も目的は「合格すること」

繰り返し学び、一歩ずつ進んでいきましょう。地道な努力をした者だけが「合格」できます。応援しています。

この記事を書いた人
酒井 淳

グリー行政書士事務所の代表。
3年間かけて、行政書士試験に合格。
苦労してきたからこそ伝えられるポイントがあると思い、条文解説の記事を書きました。
プライベートでは、、愛する2人の子どもの為に日々奮闘中!

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