「これから行政書士試験に向けて、学習を始めたい」
「勉強を始めたいけど、何から手をつけていいか分からないなあ‥」
「最初はどういった手順を踏むべきなのか‥」
この記事は、サラリーマンをしながら行政書士試験に合格した私が、
これから行政書士試験の勉強を始めるにあたって「頑張りたいけど、何から始めていいか分からない」という方に向けて書いています。
この記事を読むことで「試験勉強に向けて、何を準備して、具体的にどうしたらいいのか」をイメージできると思います。
以下のテーマに沿って解説
2.学習準備:最初に買うべきもの
3.基礎理解:そもそも行政書士ってどんな仕事?
4.実践練習:正しい学習方法
「会社に勤めてるだけじゃ嫌だなあ‥」と思っていた僕でしたが、行政書士資格を取ってだいぶ人生が変わりました。
僕の場合は副業で開業し、自由に使えるお金が割と増えました。
お金って大事じゃないですか。月に5万円増えただけでも生活が変わりますからね。
これを見ているあなたも、何かしらの明るい未来を想像していると思います。
その力になれれば嬉しいです。
では、早速見ていきましょう。
①目標設定:試験の日程を知る
行政書士の試験日は、11月の2週目の日曜日
∗令和3年の試験日は、11月14日です。
»参考:行政書士試験の日程と合格基準点
この日から逆算して、学習をしていきます。
ネット見ていると「3ヶ月で合格しました!」とか「6ヶ月で合格しました!」といった記事をよく見ます。
実際にそういう人はたくさんいますが、それをあなたに置き換えるのは、あまりおすすめしません。
もちろん、最速で取得することが一番ですが、余裕を持ったスケジュールを組む方が安全です。
具体的には、法律初学者でも、9ヶ月あれば合格できる可能性は大いにあります。
合格者の特徴として、ちゃんとした学習法を積み重ねた人は、ほぼほぼ受かっていて、
「地頭が良い」とか「時間に余裕が」とか、そういったことではないですね。
②学習の準備:最初に買うべきもの
最初の準備は、独学の場合でも、大した準備は必要ありません。
2. 行政法の過去問
まずは、これだけでOKです。
逆に、あれもこれも買うと、何を勉強しているのか分からなくなります‥
テキストや過去問選びのコツは?
テキスト選びはかなり重要です。
2. テキストの読みやすさ
この2つは重要かなと。
また、テキストと過去問の連動も結構大事で、
テキスト→P1
過去問 →P100
この場合だと、過去問で間違えた箇所をテキストで確認するときに時間が掛り、非効率です。
細かいようですが、参考書は長いこと向き合う相方のようなものなので、こういった使いやすさがとても大切になります。
どちらにしても、事前準備にお金を掛ける必要はありません。
形から入りたいタイプの人は、ちょっと注意しましょう。お金がムダになるかも。
少額で始めて、その後に参考書を何冊か買った方がいいです。
③基礎知識:そもそも行政書士ってどんな仕事?
行政書士の仕事をざっくり解説すると、「国民が国に提出する書類にお手伝い」みたいなイメージです。
- 建築業の社長から「あそこの土地を工事したいから、建築許可を取ってきて欲しい」
- タクシー業の人から「10台の車を買い換えるから、車庫証明を取ってきて欲しい」
とかです。
種類は無数にあって10,000種類以上あります。
また、行政書士の仕事は独占業務なので、資格保持者以外が参入できない分、需要は大きく、月に200万や300万稼ぐ人も結構います。
時代に左右される仕事ではないので、資格さえ取れれば、未来はかなり明るいです。
行政書士の仕事に関して詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
»参考:行政書士ってなに?
よくある質問:試験ではどの科目が重要ですか?
これは必ず知っておきましょう。
✔︎ 民法
この科目を完璧にすれば合格できると言っても、過言ではないくらい重要なのが、この2科目。
配点的には「行政法」が一番が大きく、次に民法。
難易度としては、行政法よりも民法の方が難しいかなと思います。
これは、好みもあると思いますが‥
よくある質問②:宅建で民法を勉強したのですが、活用できますか?
むしろ、宅建の勉強をしたことある人は、行政書士試験を挑戦するべきです。
宅建で得た知識を忘れないうちに、行政書士試験に生かすのはセンス◎だと思います。
挑戦するか迷う人は、まずは1冊買ってみるのもOK
試験を受けるかまだ迷っている人は
テキストではなく、もっと初歩的な本を買ってみるのも良いでしょう。
何を買うかは、直感的に選んでOKで、
ちなみに僕は「法律を読む技術・学ぶ技術」という本を買いました。
感想は「オェ〜。むず〜!」って感じでした‥
法律の勉強を甘くみて取り掛かるより、それなりの覚悟ができたという意味では良かったかなと思います。
メルカリとかで、中古を買うので十分です。
④本格始動:正しい学習方法を知ろう
実際に、試験を受けると決められた方は、以下の方法で学習するのをオススメします。
2. 過去問で演習
というより、これさえやっていけば合格できます。
もう少し詳しく解説すると、
・2週目は、テキストを見ながら過去問を解いてみる
・3週目を読んで、過去問を解いてみる
これの繰り返しです。
最初のうちは、過去問よりも、テキストを読み込むのがオススメです。
分からないところは、ググったりYouTube見たりするのも良いですね。
行政書士はニーズが高いので、ネットに有益な情報が結構出ています。
よくある質問:資格の学校ってどうなの?
資格の学校も増えていますが、結論として「独学で無理そうなら、活用するべかな」と思います。
事実として、別に学校に行かなくても合格できます。
じゃあ、学校に通うメリットは何かというと
・学習効率が上がる点
もちろん学校を活用するのはオススメです。講師の教えは眼からウロコ級に分かりやすいです。
とはいえ、結局勉強するのは「学習する本人」なので、「絶対に頑張ってやるぜ」という気持ちがあれば、別に学校は不要ですね。
なお、おすすめスクールは「無料あり:行政書士の僕がおすすめする資格の学校3社」にまとめていまして、無料プランとかも多いので、独学とも検討しつつがいいかなと思います。
勉強法が決まったらあとは走るだけ
独学だろうが、学校だろうが、目的は「合格すること」
繰り返し学び、一歩ずつ進んでいくだけ。
一歩ずつと言いましたが、一歩進むのにも、結構時間がかかります。
半歩ずつと言ったところでしょうか。
地道な努力をした者だけが「合格」できます。
合格した未来は明るいですよ。
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