
行政書士資格を受験するにはどうやって申し込めばいいの?
受験概要やスケジュールも知りたい。
受験資格もあるのかなあ…
そんな悩みにお答えします。
各テーマごとに表で分かりやすく伝えていきます。
行政書士の試験にかかわらず、試験までのスケジュールを把握して計画を立てる事がまずは重要!
特に仕事や家事で忙しい方は必須です?
今すぐにでも勉強したい気持ちをグッと抑えてまずは試験概要や受験スケジュールを調べて全体像を掴んでいきましょう?
— それゆけ 行政書士! (@soreyuke_gyosei) November 26, 2020
資格要綱
まずは行政書士試験の基本的な情報を知っていきましょう。
受験資格
年齢、学歴、国籍等に関係なく、誰でも受験できます。
受験費用
7,000円
試験日と受験手続きのスケジュール
インターネットによる申込み | 郵送による申し込み | |
願書配布・WEB掲載期間 | 7月下旬~8月下旬頃 | 郵便配布 / 窓口配布 共に7月下旬~8月下旬 |
願書受け取り場所・掲載場所 | 行政書士試験センターのHP | 行政書士試験センター 及び、各都道府県の指定場所 |
申込期間 | 7月下旬~8月下旬頃 | – |
受験票の交付 | 10月下旬頃受験者宛に発送 | |
試験日・試験時間 | 11月第2週日曜日 午後1時~4時(3時間) | |
合格者発表 | 試験翌年の1月下旬に行政書士試験センターのHPに合格者番号一覧を掲載。 なお、合格者には合格証を送付 |
行政書士試験は年に1回のみ行われ、試験日は毎年11月の第2週の日曜日です。
これは今のところ固定なので試験を受けようか考えている人は今から逆算をして勉強や仕事のスケジュールを考慮して受験するかどうか検討していきましょう。

令和3年(2021年)の試験日は11月10日(日)になるよ。
試験時間
13:00~16:00(3時間)
出題形式
同じ国家資格でも、試験の種類によって出題形式は変わっていきます。筆記試験や実務試験など形式は様々です。
行政書士試験は、筆記試験によって行われます。
出題の形式は3つです。
「5肢択一式」 「多肢選択式」 「記述式」
5肢択一と多肢選択は、マークシート方式。
記述式は、40字程度で記述するものが出題されます。
試験科目は、法令5科目と一般知識
試験科目 | 科目 |
行政書士の業務に関し必要な 法令等 (46問) | 基礎法学/憲法/行政法/民法/商法 |
行政書士の業務に関する 一般知識等 (14問) | 政治・経済・社会/情報通信・個人情報/文章理解 |
その他、一般知識の問題が出題されます。
民法の学習は、皆さんに身近な事例などが出てきて楽しいですよ。
例えば賃貸借契約や売買契約などがそうです。

各科目別の詳しい内容は別記事に記述しておきます。
配点と合格基準点

試験科目は分かった。
それで何点取れば合格するんだい?
ここからは、実試験での配点や各科目の問題数を詳しく解説していきます。
行政書士試験は6割を取れば合格
行政書士試験に初めて臨む人は「国家試験だし合格は難しいでしょ、、」と思っているかと思います。
しかし実際は、全体の6割を取れば合格です。
試験科目 | 出題形式 | 出題数 | 満点 | 合格基準点 | |
法令等 | 択一式 | 5肢択一式 | 40問 | 160点 | 122/244点 (50%) |
多肢選択式 | 3問 | 24点 | |||
記述式 | 3問 | 60点 | |||
計 | 46問 | 244点 | |||
一般意識 | 択一式 | 5肢択一式 | 14問 | 56点 | 24/56点 (40%) |
合計 | 60問 | 300点 | 180/300点 (60%) |
一般知識等は足切りのルールが適用されます。

法令等がどれだけ良くても一般知識等で24点以下なら不合格になります。
毎年これで涙する方も多いんです。
行政書士試験は絶対評価
他の人と比べて上位にいるか(相対的評価)は関係なく、自分が何点取ったか(絶対評価)で決まっていきます。

別ページにて行政書士試験の戦い方を記事にしています。
資格の学校LEC講師 横溝先生の著書
行政法と民法が中心の試験
5肢択一式 | 多肢選択式 | 記述式 | ||
法令等 | 基礎法学 | 2 | – | |
憲法 | 5 | 1 | – | |
行政法 | 19 | 2 | 1 | |
民法 | 9 | – | 2 | |
商法 | 5 | – | ||
一般知識等 | 政治・経済・社会 | 7 | – | |
情報通信・個人情報保護 | 4 | |||
文章理科 | 3 |

聞いたことある科目は何個かありましたか?
聞き馴染みのある科目はこれからの武器になりますよ。

憲法は聞いたことあるぞ!
試験科目も理解したところで行政書士試験のイメージが少しずつ付いてきたのではないでしょうか。
・試験概要 ・受験スケジュール ・試験科目と合格基準点
をお伝えしました。
すぐに全てを理解するのは難しいと思いますので、理解していくのは少しずつで良いと思います。
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